大事な交渉術。売りたい値段を聞かれたら?

今回のテーマはズバリ「希望価格」を質問されたら?というお話。 査定士の口癖のようなもの。 その真意と対処法について説明していきます。



査定士は探りを入れるため希望価格を聞いてくる

一括査定.comで活躍する査定士の中にも、オーナーが売りたい希望価格を知りたがる場合もあるかと思います。 では、この探りに正直に答えてもよいのか?と疑問になるかと。

結論から言ってしまえば、答えなくてよいです。 例え、答えるとしても、オブラートに包んで答えるとよいでしょう。

この探りは一種の「査定額をどのくらいにして話を進めるか?」という判断基準にする裏がある場合が多いからです。 もちろん、査定士の中には、単純に少しでもオーナーの希望が叶うように努力する1つの目標額にするためという場合もあるでしょう。 とはいえ、やはり前者のような考えが大半を占めます。

結果、希望額を答えてしまうと、交渉のテーブルについたとき、これが基準で話が進んでしまうわけですね。

適当に答えておけば問題なし

とはいえ、無碍に断るのも心証としてよくないですし、よりよい関係を築くためにも、ある程度の愛嬌は見せておいた方がよいです。 その方法が、適当に答えるという方法です。 オブラートに包むといっても「どうだろう」「査定結果が出てから考える」では、少々冷たい感じがしますよね。 言い方を換えて「全然考えてなかったから査定結果が出てから相談します」のような一言を添えるとよいでしょう。

一括査定.comの買取業者で働く査定士は、誰もがプロです。 したがって、恐らく誤魔化していることは、見ぬかれてしまう可能性もありますが、言葉尻を変えるだけでも心証は全く異なるため、工夫してみてください。